風変わり料理探検隊レポ 番外編
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飽食の時代。 世の中ではまだまだ食糧危機に瀕している国もあるというのに 我が国ではキライな食べ物を平気で捨ててしまったり、賞味期限が ちょお〜〜っとだけ過ぎたものを平気で捨ててしまったり。 このままではいけない! ほんの少しの人でもいいから食料を大切に 思う気持ちを持って欲しい!! ・・・・とまあ力説していたら、職場の上司サマが Y 「じゃあ、コレ宜しく♪」
ばるく 「ありがとうございます〜。 ・・・・・・・ってこれは・・・?」
ばるく 「 ・・・・・・。 ミレニアムの年に期限が切れてますが・・・?」 メーカーのホームページを調べても、現行の商品とはパッケージからして 変わってしまっている。 なんでそんな骨董品を机の引出しに入れてるかな・・? ともあれ、あれだけエラそうな発言をした矢先にこれを拒否するのわ・・・、 否! 先入観は良くない! きっと上手くないだけで食えるハズ! (全く根拠は無かったのだが) おうさ! ワタシは風変わり料理探検隊隊長だ! 食ってやろうじゃねえか! てなワケで就業時間を回った職場で(何してるんだか)早速晩御飯の準備を。 メンバー(娯楽係) 「隊長、多分死にますよ? フライで揚げたメンの油が 危険だと思うんですけど・・」 ばるく(隊長) 「気にしない、気にしない〜♪」 とまあ根拠の無い強気な態度で作り始めたんだけど、これがまた至難を極めた。
さて、3分経ったかな? お湯を切らないとね〜。
う〜む、そもそもカップメンは災害時の非常食にもなるハズ。 美味しさは無くとも食えるシロモノだと思うのだが・・?一緒に撮影を 手伝ってくれているメンバー(輸送係)もこの臭いには参ってるようだ。 ばるく(隊長) 「いんや! 気のせいだ! も〜まんたいっ!!」 自分に言い聞かせて席に戻る。 あとは付属のソース類をかけるだけだ。
ばるく(隊長) 「さあ、出来たぜ! 食うぞ! 食うぞ〜〜!ハアハア」
メンバー(輸送係&偵察係) 「はやく食べちゃってよ〜。」 人事だと思ってます。(実際にそうなんだけど) 気にしないつもりでいても臭いが鼻につく。この時になってようやく 『これはヤバいかも・・・?』 と感じた。 何度も口まで箸を運んでは戻す。 だがここまでやっておいて周囲が許してくれるとも思えない・・・・(TT ばるく(隊長) 「え〜い!見よ!これが隊長たる者の生き様よっ!!」 意味不明な気合とともに、
ばるく(隊長) 「 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 メンバー(複数) 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ばるく(隊長) 「おぶっ!?ぶぼぶぼ!!(まっ・・・まずっ!?)」 正直、汚い姿を見せたくは無かったのだが、全然気遣うゆとりなんてない。 ムリだ。すでにこいつは食料ではない。ねずみだって食わないだろう。 もう1秒たりとも口の中に入れてられねえ! Bダッシュで洗面所へ向かった。 がっしゅがっしゅと口を濯ぐ。もう鼻からもかびの臭いがしてくる。最悪だ。 涙を浮かべながら席に戻ると、 メンバー(輸送係) 「何〜? これ大した事ないんじゃないの?」 と、臭いをかぎながら言うメンバー。 ようし、それじゃあ食してもらいましょう。 ワタシの生き様を見ておきながら余裕そうだったので、早速食べさせてみる。 メンバー(輸送係) 「どれどれ・・・? (ぱくっ!)」 ばるく(隊長) 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
メンバー(輸送係) 「 もごっ!? もごがっ!? 」
しゃべってる内容は理解できずとも、心では理解したぞ!輸送係よ!! 君は一瞬の内に宇宙(コスモ)を感じたハズだ・・・・(謎) ばるく(隊長) 「さあ、次は君だ!偵察係クン!」 メンバー(偵察係) 「冗談じゃない。パスパス。」 ・・・・・あっさりと撤退。 ・・・・・隊長は悲しいぞ・・・? ともあれ今回の食材となった賞味期限2年半切れのカップやきそば。 はっきりと理解出来た事がありました。 賞味期限よりも、常識的に判断してから食すべきだと。 なんかの番組でも賞味期限と消費期限が過ぎたものを平気で保存して 食べてる人達が居たけども、限界期限というのがある事を。 さらに言えば2年半も過ぎたものは、既に食料ではないという事を。 ・・・・・・ちっともオーバーな表現をしてる訳じゃないぞ?作り話じゃないぞ?
まじで逝けますから。 ちょっとしてから脳天直撃のダメージが襲い掛かってきた。頭痛と吐き気。 この時はさすがにヤバいかと思った。もう何もする気が起きないでやんの。 みなさんも賞味期限には十分にご注意くださいませ。 (真似はしないほうがいいと思う。いや、やめてください。危険です)
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