風変わり料理探検隊レポ No.1
Since 2003/1/22 |
・・・・・・・ワタシの追い求めていた豆乳鍋とはこの程度のものだったのか。 正直、あまりの普通さ加減に落胆していたのだが。 ヤツ(豆乳鍋)は直線一気でその本性をあらわした! メンバー (輸送係) 「隊長!鍋の表面が固形化してきました!豆腐のようであります!」 メンバー (通信係) 「隊長! 大豆の匂いが強くなってきました! 」 メンバー (娯楽係) 「隊長! 肉のアクが表面の固形物と同化! 排除できません!」 メンバー (新米) 「隊長! でも何故か美味さが出てきましたであります!」 次々と報告される豆乳鍋の戦況。 どうやら豆乳鍋とは、煮込んでナンボの鍋らしい。最初の頃とは香りも味も 大違いである。
もうここまで進化を遂げた豆乳鍋に、もはやアクを排除するのは断念。 メンバーの1人なんか、表面の固形物を食べだす始末。 (味の感想は聞けなかった・・・) だが、これぞまさにワタシが求めていた料理!これくらいクセがあれば わざわざ食べに来た甲斐があるもの。 やはり豆乳鍋はチョイスして大正解だ。 ・・・と、感動しながら箸をすすめていたら、店のマスターがやってきた。 マスター 「え〜、本日はご来店いただき、誠にありがとうございます!」 ばるく (隊長) 「いえいえ^^ こちらこそ良い料理を出して頂いて・・」 マスター 「当店では、毎週金曜日の晩にはイベントがございまして。」 ばるく (隊長) 「あ、そうなんですか〜^^ 知りませんでした〜。 (ん? 特別割引サービスでもしてくれるのか?)」 マスター 「はい、マジシャンの方をお呼びしているんですよ!」 ばるく (隊長) 「・・・・( ;゚Д゚) はい?」
このトーマス J さんの技、さすがマジシャンを名乗るだけあって 全く見抜けないのだ。 目の前数十センチの距離でマジックをしてもらってるのにも関わらず。 ・・・・・何だろうか? この敗北感は・・・? さて、我々がトーマス氏のマジックに見入ってる間にコースメニューは ラストの1品目が用意されていた。鍋料理の最後を飾るのは当然ながら、
・・・・・ん? ちょっと待てよ? オレは確か乳製品と白ご飯の組み合わせで 過去に酷い目に遭ってたんじゃなかったっけか? そうだ、中学時代に一度だけ弁当とコーヒー牛乳を一緒に食べて、 エライ目に遭ったんだっけ・・・・・・・・・。!なんてこった。 今回のネタで1番の不安人員はワタシ自身だったじゃないか! なんて事をメンバーに話せるわけもなく、お椀に入れたリゾットがワタシの元にも まわってきた。 最後の最後でワタシが覚悟を決めなければならない状況に なるとは思わなかった。 顔面で笑いながらも目はリゾットから離れない・・。 お手洗いの位置を目で確認した後、気合をいれて何気ない演技をしながら 食ってみたのだが、 これが何故か最強に美味い! 何故だ!? 豆乳と白ご飯だぞ!? もう頭の中は色んな料理マンガの名台詞が次々と浮かんでくる。 もう最高。 最後はネットで落としたクーポン券を使ってデザートを頂いたが、これも 日替わりデザートで中々良い味であった。 今回の『豆乳鍋攻略作戦』は無事に終了。 感想としては一言だけ。 豆乳鍋万歳!! である。 今回のスコアは下記のとおりだ。
以上で『豆乳鍋攻略作戦』の戦果の報告である。 (笑 |